昨日、お天気も上々の北鎌倉を訪問してまいりました。
北鎌倉駅を降りて少し歩いて最初に到着した、重厚感のある建物鎌倉古陶美術館では、企画展「母の手」~布にみるくらしの知恵~が(本日最終日!)開催されていて、建物の存在感にも圧倒されながら楽しく見学いたしました。お天気がよかったこともあり、キモノ姿の方もいらっしゃって、なかなかのにぎわいでございました。
そのあと、線路沿いの道をそのまま進んで、踏切を渡ってお邪魔したのが香り仕事さん。去年の春にこちらのお店で「練り香作りワークショップ」があり、指導してくだすった香り研究家嶋本静子先生のお店なんですね。朝、少し早目の到着だったのでお店がまだオープンしていなくて、ありゃ、と思っていたところちょうど通りかかったお洒落な女性が、香り仕事さんの離れの小屋で帽子の期間限定のショップをオープンさせていらっしゃるとのことで、興味津津で先にそちらを見せていただくことに。お洒落な女性はかとうひろみさんとおっしゃる帽子作家さんで、北鎌倉を中心に活動しておられて、もとはアクセサリーのデザイナーさんでいらしたとか。お話するウチにいろいろとリンクしていることがあったりですっかり仲良しになってしまって、ワタシも帽子が欲しかったこともあり早速ひとつオーダーしてしまいました。出来上がりは1~2カ月後ですって、楽しみ~♪
小屋で楽しく盛り上がる中、嶋本静子先生もいらして、ハーブの香りがいっぱいの母屋のお店の方にお招きしていただきました。以前にワークショップでお邪魔した時にご馳走になった「ロースヒップティー」がとっっっても美味だったので、絶対に買って帰ろう!と心に決めていて、そうお話ししましたら「ほんの少しお砂糖を入れるとフルーティさが引き立つのよ♪」と、湯気の上がるローズヒップティーにサラサラとお砂糖を入れて下さいました。先生のおススメのレシピでのローズヒップティーをいただきながら、香りのこととかお話ししながらひととき楽しく過ごしまして♪さらに嶋本静子先生のオリジナルコロンの中で‘レモンの風’というコロンが、まるでそこにレモンがあるみたいに清涼感のあるイイ香りで思わずそちらもゲット。
ハーブの香りと、お二人の笑顔に心がホカホカになってお店を後にしたハシヅメ、ずっと前に鎌倉市在住だった頃にちょこっと習っていたお茶の先生が「一番美味しいと思うお菓子」がコレと教えて下すった‘あがり羊羹’を、北鎌倉駅そばでおススメからなんと約20年後にゲット。遅っ。
麹町に戻って楽しかった北鎌倉訪問の余韻にゴキゲンで浸っていると、一通のメールが。昨年第6期ル・ベインデザイン塾 茶の湯と 日本の文化でご一緒して以来仲良くしていただいている、武者小路千家のデンダ キョウコさんが、タイムリーなことになんと鎌倉で茶の湯ワークショップをおやりになるという楽しげなお知らせが…!デンダ キョウコさんは、茶の湯に興味を持った人を心から歓迎してくださるお方で、メールの最後は「面白くしないとネ!」という素敵な言葉で〆られておりました。茶道に興味はあるけど本格的に習うのは躊躇してしまう…というお方は、この機会に体験してみられてはいかがでしょうか。テーブルとイスでお稽古ということで、正座に泣く必要もなさそうでございますよ♪和菓子を担当される、いろはさんのお菓子もとってもラブリーでおススメでございまする~。